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アルプランニングクラブ監修:水口慶高

故障や怪我無く、パフォーマンスアップ!
~「末永く」走り続けるために~

監修:水口慶高
グローバルスタンダードの「走り」は、人間本来の「走り」

人は、生まれもって「走る」仕組みを持ち合わせています。
その運動は、例えば、食事のときに自然に現れる咀嚼(噛む)や嚥下(飲み込む)と同様、 誰にも教わらずに、自然にできるようになる運動です。

他のスポーツとは、大きく違う点ですね。生まれた時にはすでに、我々の運動神経系にデータが埋め込まれている根源的な運動なのです。

キプチョゲ、キリアン・・海外のトップランナーのほとんどが、まさにこの根源的な運動である走りを体現しています。

そして、興味深いことに国内外レベルを問わずサッカーや野球などのフィールドスポーツの選手はフィールドを駆ける時、ウォーミングアップのジョグなどの運動でも自然にこの運動が現れます。

これらのスポーツは、目的を達成するために「効率的に走らざるを得ない」という、そもそもの条件がありますね。

さらに、小学生の運動会などの動画を観察すると、子供たちの走りも全く同じ運動要素で成り立っていることがわかります。「走る」のおおもとはここにあるのかもしれません。

ガラパゴス化した、日本式ランニング

しかし、国を代表する競技者から市民レベルまで、「日本人ランナー」の多くが、生来の運動から逸脱した「走り」に偏向している現状を目の当たりにします。

「ランニング」というスポーツカテゴリに位置付けられると、自然な走行運動は影を潜め、「腰高のフォームで!」、「骨盤前傾して!」「身体の下に接地!」「腕は後ろに振りましょう!」「前傾姿勢で!」、「フォアフット接地で!」

「しっかり踏み込んで!」「グリップしてしっかり蹴る!」「日本人なのでピッチ走法で!」などなど、日本独自の特別化された運動として、制御感満載の意識付けが、なかば常識として氾濫しています。

もし、このような意識付けが、故障や怪我のリスクを高めているとしたら・・・。

良かれと思った「走り方」が故障や怪我、パフォーマンスの停滞を生む

故障や怪我は、パフォーマンスの停滞は、もともとインプットされている本来の運動から逸脱した、いびつな運動が繰り返されることに起因するといってよいでしょう。

ある関節がスムーズに動く方向から無理やり違う方に捻じれた状態での運動を繰り返すことになったら・・・
当然ながら、その関節や関わる部位にストレスがかかることは誰でも想像することができます。このようなことが繰り返されることが、故障や怪我につながっていきます。

やむをえないこととして、先天的な構造の問題や、不慮の故障や怪我によってかかえてしまった「構造の問題」が、「運動の問題」を誘発し、さらなる故障やパフォーマンスの停滞につながることも当然あります。

しかし、やっかいなのは、そうとは知らず自らリスクのある運動を意識的に取り組み、故障に至るというケースが多発しているという現状です。

「良かれと思って取り組んできた走り方」が身体を壊すのです。

残念ながら、前出した日本式のランニングメソッドによる、運動の意識付けのほとんどはオーバープロネーションという、足部の不具合をわざわざ作るほうに誘導してしまいます。

たとえば、「骨盤前傾」は股関節内旋(内側に回る)誘導します、当然ながら大腿骨を内旋させて、その運動は下腿(スネ)の内旋と連鎖します。
下腿の内旋は、足部を過剰に回内(プロネーション)しアーチを落としフォアフットロッカー(指の付け根がスムーズにまがり、効率的に蹴りだす仕組み)を制限してしまいます。

過剰な回内、つまり、オーバープロネーションです。

ランナーズニー(腸脛靭帯炎、鵞足炎など)、シンスプリント、足底筋膜炎、などのランナーズ障害のほとんどは、この足部の問題に起因するといわれています。
その他、故障は連鎖性をもって、全身に波及していくリスクがあることも忘れてはいけません。

正しい知識とトレーニングで、効率的かつ安全な「走り」を

ミズグチメソッドは、足部・下肢のバイオメカニクス(生体力学)などに基づく身体の法則性、自然摂理における力学的な法則性など、信頼のおける論拠を基軸とし、「身体が求める」より良い運動へと誘導してまいります。

うまくいかないことの理由付け、うまくいくことの理由付け、掲げる論拠のその論拠と、これでもかと因果関係をつきつめて、解説を加えていきます。

自分の身を守りさらにパフォーマンスアップしていくために、効果的なドリルやトレーニングを反復することで、現状の運動神経にこびりついたいびつな運動を剥ぎ取って、本来の走りを呼び起こしていきます。

グローバルスタンダードである人間本来の走りに回帰する。故郷に戻る作業です。

故障や怪我無く、本来の自分をとりもどし、末永く心豊かに走り続けましょう!

《水口慶高 :プロフィール》

アメリカ足病医学下肢バイオメカニクスに基づく機能的インソール、治療用足底板理論の啓蒙、普及の活動を経て、トップアスリートのサポート活動から生み出された「足部および下肢アライメント調整」⇒「機能的インソール作成」⇒「運動誘導アプローチ」を組み合わせた運動生成プログラム「ミズグチメソッド」を考案。

《活動内容》
  • ランニングキャンプ、クリニックでの理論セミナー講師および実技指導
  • オリンピックメダリストをはじめ、ランニング他、各種スポーツカテゴリにおけるパーソナルコーチングおよびボディメンテナンスサポート。
  • 理学療法士 舟波真一、山岸茂則等と共に Biomechanics and Neuroscience Integrative(統合的 運動生成概念)を提唱。理学療法士、治療家向けのフットパフォーマンスセミナー、講演。
  • オンラインセミナー「足の勉強会」主催 etc.
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